クロス円とは(クロス円の通貨ペア)

クロス円とは、円の絡んだ通貨ペアで米ドルを仲立ちにして取引される通貨ペアのことを言う。

FXでクロス円として取引される通貨ペアは、主に以下のような通貨ペアである:

  • ユーロ/円 (EUR/JPY)
  • ポンド/円 (GBP/JPY)
  • オーストラリアドル/円 (AUD/JPY) (別名: 豪ドル円)
  • ニュージーランドドル/円 (NZD/JPY) (キウイ円)
  • カナダドル円(CAD/JPY) (加ドル円)

最近では、金利の高い南アフリカ共和国のランド円(ZAR/JPY)、トルコリラ円(TRY/JPY)などもクロス円通貨ペアとしてFX個人投資家に人気がある。

なぜ、クロスと呼ばれるかは、その成り立ちによる。

例えば、豪ドル円の場合、このクロス円通貨ペアは、豪ドル/米ドル(AUD/USD)とドル円(USD/JPY)の通貨ペアの合成通貨ペアとして表すことができる(下記の式を参照):

AUD/JPY = AUD/USD × USD/JPY

また、成り立ちで上記のようにクロス円通貨ペアが合成されるだけではなく、実際に日本の投資家がFXでクロス円通貨を売り買いする場合には、米ドルを介して売買が行われる。 
(その理由は、豪、キウィなどクロス円通貨と円の直接の取引量がドルと円、およびドルとそのクロス円通貨に比べて少ないためである。)

例えば、あなたがクロス円通貨ペアの買い注文を出す。
すると、あなたのFX取引業者は、まずクロス円通貨/米ドル(例:AUD/USD)を買う。
そして、さらにドル円を買うことで、クロス円の買い注文を処理する。

(ちなみに、FXでドル円やユーロドルよりも豪ドル円やキウィ円のスプレッドが大きいのは、このような理由による。)

上の式を見ると分るように、クロス円通貨には常に米$が絡む。
したがって、クロス円通貨は米ドル相場の上下に影響を受ける。

なので、クロス円通貨ペアのトレードをしている場合には、取引を直接していなくてもドル円(USD/JPY)の相場に常にある程度の注意が必要である。

FXでもっと稼いでいる人のブログって? → FXブログ・ランキング