カナダドル円の為替相場堅調 → キャリートレード続行

現在、カナダドル円(CAD/JPY)のポジション(合計8枚)だけをキャリーしているため、このFXブログも当面はカナダドル関連のエントリーを記しておく。

さて、昨晩はアメリカとカナダの両方から経済指標の発表があり、いずれもそれぞれの国の経済(→通貨)にプラスとなる結果であった。 その結果、ドル円は 119円台でわずかながら続伸、カナダドル円は101.50のレジスタンスを突破して上昇し今度は102円を目標とするような堅調な相場の推移(左図、チャートを参照)を見せた。

カナダドル円(CAD/JPY) 日足チャート 2007/01/11

カナダドル円の相場については、私も素人ながら見通しを持っていた訳だが、今のところその見通しに沿った流れになっている。(もちろん、指標発表がそういう方向を支持する方に振れたから、ではあるが。)

今後もまだカナダドル円の堅調(もしくはレンジ相場)はもうしばらくは続くと見る。 以下に、その根拠を記す。

カナダドル円堅調の根拠その1

ドルカナダドル(USD/CAD;以下、ドルカナダ)が買われ過ぎになりつつあり、そろそろ反落することが予想される。 (ドルカナダのチャート、右図を参照)
ドルカナダ(USD/CAD) 日足チャート 2007/01/11

(FX初心者の方のため、解説すると、CAD/JPY = USD/JPY ÷ USD/CAD なので、ドル円が一定ならドルカナダが下落すればカナダドル円は上昇する。もちろんドル円も動くので、現実にはそう簡単ではないが・・・)

米ドルはアメリカ経済の軟調さから下落するという見通しがありながら、その都度、逆に好調さを示す指標が発表されるなどして上下にフラフラと動いている訳だが、カナダドルはここのところ資源などの商品相場の下落を反映して米ドルに対し下降するトレンドとなっていた。

しかし、商品相場の下落は一時的な調整であり、BRICsの経済が今後も高い成長率を保ちながら拡大することを考えるといずれは資源ベースの商品相場も反騰に転じると見ている。そうなれば、資源と正の相関が強いカナダドルも米ドル(それに円)に対して反騰すると考える。(ただ、それがいつになるかを当てることは難しいが・・・)


カナダドル円堅調の根拠その2

カナダと日本の絶対金利差が、依然として大きいこと。 なお、来週16日火曜日の日本時間午後11時にBOC(カナダ銀行)による政策金利発表が予定されているが、これは4.25%で据え置きの予想。現状、弱含みのカナダ経済から判断すれば、おそらく据え置きのままであると思われる。

日本では今月中の利上げ観測がまだくすぶってはいるものの、政府・自民党は日銀の利上げに対して強い反発を示している。 今月中に発表される経済指標の結果次第では、利上げの可能性はもちろんあるが、それでも0.25%上げでせいぜい 0.5% で打ち止めとなるのではないか。(多分に、著名なアナリストや評論家各氏の受け売りですが・・・)

これ以上の利上げは、ただでさえ少子高齢化や年金問題などで不安の拭いきれない国民の消費を一段と抑制し景気を再び悪化させる可能性が高い。 現状の脆弱な経済状況をドラスティックに改善するような政策が実行されない限り、継続的に他の先進諸国並みの政策金利まで引き上げることは不可能。

このような観点から、カナダ・日本間の政策金利差=4.25-0.25=4.00%は当分の間継続されると見ている。


以上、ファンダメンタル的な面、テクニカルな面の両方から素人ながらカナダドル円の見通しとその根拠を記してみた。

当方のカナダドル円のポジションもお陰さまでついにトータル・プラスに転じたが、スワップも美味しいので引き続きキャリートレードを継続する方針に変わりは無い。 商品相場が反騰してくれば、カナダドルも急騰する可能性が高いので、それまで多少のポジション調整は行いつつもキャリー続行である。

(もちろん、カナダの利下げ、円の利上げのいずれか、または両方があればサプライズの材料としてカナダドル円が急落する可能性には十分注意する必要がある。)

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