ボラティリティとは

ボラティリティ(volatility)とは、大雑把に言えば為替レートの変動の度合いのことであり、外国為替や通貨オプションの業界関係者には、しばしばこれを短くして「ボラ」などとも呼ばれているようである。

(注: 魚類の一種である「ボラ」とは何の関係も無いので注意。 また、このブログではFX、つまり外国為替取引がテーマなので、ボラティリティもFXにおけるボラティリティについてだけの記述となるが、ボラティリティ自体は株式や債券、商品先物など値動きのある相場の対象すべてについて普遍的な概念であるので、留意されたい。)

より正確な専門的な定義では、「ボラティリティ=原資産価格の変動(ぶれ)の平均値」であり、インプライド・ボラティリティ(implied volatility)と、ヒストリカル・ボラティリティ(historical volatility)がある。 ここでは、FXでどのようにしたら、収益が得られるかがテーマであるため、ボラティリティについてこれ以上難しい解説はしないが、興味のある方は、Googleなどの検索エンジンで「ボラティリティ」として調べてみてほしい。

さて、では本論。FXにおけるボラティリティをどう考えるか、だ。

FXのボラティリティ、つまりある通貨ペアの値動きの変動が大きいこと、あるいは逆に小さいことは、あなたがどのようにしてFXで収益を上げたいかに直接関わってくるのである。 

したがって、米ドル絡みであれ、欧州通貨絡みであれ、またはオセアニア通貨であれ、取引する通貨ペアのボラティリティをある程度知っておくことは、真剣にFXに取り組みお金を増やしたい人にとっては重要な問題である。


あなたが、FXでスワップ金利による収益を中心に取引を行い、収益を上げたいのであれば、理想的な通貨ペアは、ボラティリティ(つまり値動きの上下)があまり高くなく、それでいてスワップ金利が高い通貨ペアとなる。

逆に、あなたが短期的な取引(例えば、デイトレードやスキャルピングなど)中心で、スワップよりも為替差益中心で稼ぎたいのであれば、上とは逆にスワップ金利の高低はあまり関係なく、むしろ値動きの大きい、つまりボラティリティが高い通貨ペアをその上昇または下降の流れに乗って取引すべき、ということになる。

しかしながら、実際にはボラティリティとスワップ金利の高さとは正の相関にあるようだ、というのが私の見方だ。
つまり、スワップ金利の高い通貨ペアはボラティリティもそれなりに高い、逆にスワップ金利が少ない通貨ペアは値動きも穏やか、というのが現状のようだ。(簡単に言えば、ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターン)

じゃ、どうすれば良いの? ってことになると思うのだが、これは、とにかくスワップ金利を狙うのなら、証拠金をできるだけ多くしてドル円やクロス円の通貨ペアであれば、円高に振れた機会にしっかりと買いポジションを取るようにすることに尽きるだろうと思う。 

あるいは、システムトレード手法を活用してボラティリティがどのようなものであってもバックテスト・検証によってある程度の収益性が見込める取引を行うことも一つの方法。

短期売買であれば、値動きが無ければ儲けも無いので、ポンド円やユーロドル、ドル円など1日で必ず数十銭〜1円程度の通貨ペアでタイミング良くトレンドに乗って売買を行い、もしも裏目に出た場合にはできるだけ損失が少ないうちに損切りを行って次のチャンスに備える、ということになる。

私の場合、現在はスイングトレード的なスタンスが主体で、定まったトレードシステムのルールに基づいた取引が主体である。 ボラティリティについては実はそれほど気にはしていないが、現時点で高値圏に張り付いたままのポンド円やユーロ円、オセアニア通貨のクロス円は、よほど自信のあるレートまで下落してこなければロングでは持たないことにしている。

ちなみに、現時点(2007/01/01)で保持している買い持ちポジションのカナダドル/円(CAD/JPY)やドル/スイスフラン(USD/CHF)は、比較的ボラティリティの小さめの通貨ペアでスワップ金利はドル円やポンド円ほど多くは無いが、安値圏で拾い中長期でスワップ狙いで保有するには実はかなりお奨めの通貨ペアだと考えている。

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