円高、全面的な展開に
昨日、欧州通貨から始まった円高の調整、米ドルとオセアニア通貨(豪ドルとキウイ)、それに既に下落していたカナダドルにも波及し、全面的な円高局面となっている。
マット今井さんのブログの今日の記事を読むと、この円高の原因は日本の利上げ観測と商品市場の急落だそうだ。
なるほど、確かにこれだけ材料があれば為替相場は反応するのだろうね。
ところで、商品相場が急落するとなぜ円高になるか?
これは、「風が吹いたら桶屋が儲かる」では無いけど、一つには、商品相場の一次産品である金、銀、銅、石油、などの資源の相場はオーストラリア、カナダ、南アフリカなどのいわゆる資源国通貨の相場とリンクしている(正の相関がある)からである。
ということで、そういった資源の相場が下落すれば、資源国通貨も売られて相場が下落する、つまり円に対してそれらの資源国通貨が下落するので、円高になる、と言うわけ。 (この円高スパイラルについては、前述のマット今井さんのページも参考にされたし。)
あと、そういった資源国をはじめとしたクロス円通貨が売られれば、必然的にドル円もつられて下がる、そこに日本の金利先高感も手伝って、円高に振れた、という解釈になる。
いずれにしても、スワップ狙いや円キャリーなど円ショート中心の投資家はしばらく様子見ですな。
(スワップ金利の高い通貨でも売りから入る人にはチャンスかもしれないけど・・・)
当方のポジションは、円売り持ちはカナダドル円(CAD/JPY)の5枚のみで、証拠金量とポジションの兼ね合いからすればまったく問題が無い。(含み損はもちろん拡大しているが・・・ちなみに、1カナダドル100円割れでも全然平気である。1カナダドルが100円割れでは、さすがに行きすぎだと思うので反騰してくるのではないか。)
あと、ドルスイスは、欧州通貨であるスイスフランが売られてドルが買われているので、好調になってきた。
1.24のレベルでロングしたドルスイスのポジションもやっとプラスに転じるかも、ということでこれは楽しみだ。