MACDとは

MACD(日本ではマック・ディーと呼ぶ)とは、株や為替のチャートで使うオシレーター系のテクニカル指標の一つで、MACDを売買のサインとする投資家も多い。 スパンとしては、週足、日足、またはデイトレ用に時間足のいずれでも適用可能。
MACD チャート
MACDは、Moving Average Convergence Divergence の頭文字を並べた言葉で、直訳すれば移動平均収束発散という意味(ですが、これじゃ良く分らないですね)。

MACDのエクセル(Excel)での計算式や計算方法、求め方などの詳しい説明は他のFXサイトに譲るが、一般に MACD 自体とシグナルという二つの曲線、それにヒストグラムを用い、一般には次のような見方(ルール)が知られている:

  • MACDがシグナルを下から上に突き抜けたら(ゴールデンクロスと言う)買いサイン
  • MACDがシグナルを上から下に突き抜けたら(デッドクロス)売りサイン

ただ、MACDによる売買サインも万能ではなく、ゴールデンクロスが出たからといって買えばその株(FXなら通貨ペア)が必ず上がるとは限らない。(デッドクロスについても同様。)このようなニセのサインはMACDの騙し(ダマシ)等とも呼ばれていて、注意が必要。

なぜならば、テクニカルな指標というのは、市場において他に値動きに影響を与えるような出来事、例えば、経済指標の発表や地政学的リスクを伴う事件(テロなど)が無い場合においてのみほぼその理屈通りの動きをするからである。 したがって、MACDもそれだけを鵜呑みにして売買をすると、必ず騙しにあったり、期待する方向と反対に相場が動いたりして、損失を被る可能性があることに留意しなければならない。

また、MACDはパラメータの設定にもよるが、遅行的なテクニカル指標であるという欠点があり、相場の状況、特に狭い範囲内を株価(為替レート)がフラフラと上下するレンジ(ボックスまたは持ち合い)相場では、サインが出た時には値が既にかなり動いた後で、その時点で売買するには遅いということが多く、買いの場合は高値掴み(売りの場合には底値掴み)になってしまう、ということも多いので、これにも注意が必要。

トレンド相場が続くような状況では、MACDによる売買サインはかなり信頼性が高いが、近年のFX相場ではレンジ相場とトレンド相場の割合は、6:4というようなことも言われており、MACDだけに頼るのは得策ではない。

成果を出している投資家は、MACDのパラメータ(計算日数など)を改良したり、RCIやRSIなど他の指標と組み合わせたりすることで、売買サインの確度を高めるなどの検証や工夫を行っている。(例えば、田平雅哉氏のMACDの使い方が有名)

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