ユーロドル:為替相場の見通し

ユーロドルEUR/USD)を4月の前半頃に 1.3400 (つまり、1ユーロが1.34ドルという為替レート)でショートしていた。
その後ユーロが更に上昇し、1.35〜1.36まで達していたので、その間ひたすら下落するのを待っていた。

一応は売り上がりということで、少ないながらもスワップポイント(金利)をちびちびと稼ぎながらの焦土戦術と言う感じで、忍耐力がすべてと言う感じだったわけだが(汗)、この金曜日の為替相場のドル上昇・ユーロ下落で何とかその辛抱が報われたことになった。(^-^)v

ユーロドル(EUR/USD) 日足チャート 2007年6月
もちろん、ミシガン消費者信頼感指数や雇用統計などの指標発表が予想よりも悪ければ、ドルが売られてユーロが買われる結果になっていたかもしれないが、なんとかユーロが一時的ながらも 1.34 を割ったので、すかさずその機を逃さずに売り持ちにしていたユーロドルのポジションを買い戻した。

さて、今後のユーロドルのレートはどうなるか。 
ユーロドルのチャートを見ながらテクニカルな分析も交えて外国為替相場の見通しを考えてみたい。

(と言っても、結局はユーロの相場がどちらに振れても良いようにシステムトレードするんだけどね・・・)

このユーロ/ドルのチャートは、2007/06/01現在の日足チャートである。

FX初心者の方、FXCM社のチャートに不慣れな方のために見方をまずご説明しておこう。

チャートの上側、ローソク足の緑色の線が陽線、赤が陰線。ローソク足の中心にある黄色の線、MVA(14)は14日間の移動平均線で、その上下の赤と緑の折れ線はボリンジャー・バンド(±2σ)。 肌色の線三本とその数字は、ユーロドルの4月後半の最高値と先週の終わりの時点での最安値との間から算出したフィボナッチ・リトレースメント。

チャートの下側のグラフは、テクニカル指標としてポピュラーなMACD、緑色のバーチャートはMACDのヒストグラムだ。

さて、これらのテクニカル指標からユーロドルがどう動くと思われるか。

今後のアメリカやヨーロッパの経済ファンダメンタルズやそれに基づく経済指標を無視してテクニカルな分析だけから推測すると(この仮定については、また後で触れる)、MACDのゴールデンクロスが出そうな感じやヒストグラムがマイナスからプラスの方に向かっている点、またローソク足がボリンジャー・バンドの下限(−2σ)に近づいていること等から、短期的にはいったんユーロドルの調整局面は収束に向かい、やや値を戻す可能性があるように思う。

この場合、目安となるのがフィボナッチ・レベルの38.2%、50%、61.8%戻しとなる、1.357、1.353、1.350位のレート。
つまり、戻り高値の目安は、せいぜい1.357程度までではないかということ。

だから、今後やはりユーロドルが下落すると思う方は、1.35 を超えたレベルになるまで待てば上値リスクを軽減することができる。

ただ、これは既に述べたようにあくまでもファンダメンタルズを無視した仮定での話だ。
実際には、アメリカや欧州の経済指標が予想値からどれくらい乖離しているかによって、時には大きく上昇・下落するのがユーロドルの相場だ。

マネースクエア・ジャパン
などの分析レポートによれば、今後欧州の利上げは6月で打ち止め、その後は米国に一年遅れで政策金利の据え置きないしは利下げというフェーズに入ってくる可能性が高いとのことだ。

そうであれば、1.35 程度からユーロ売りドル買いをするというのは、長期的に悪くない戦略だと考えている。

実際、1.34 ジャストで取っていたポジションは既に決済してしまったが、それよりも 40ポイント高いところ(つまり EUR/USD=1.3440)でまた新しくショートのポジションを取り直した。 もちろん、ルールに基づいてトレードを行うが、基本的にはユーロが上がっても売り上がりで中長期的にはユーロがドルに対して下落するのでは、という見通しで臨んでみたい。

ただし、もし欧州経済が絶好調で、今後もアメリカや日本に対して通貨高が続く・・・ということであれば、1.35 どころか、1.4 を目指すような展開も無いとは言えないので、その場合には早めに見切りをつけて損切りするか、または長期戦を覚悟して含み損に耐えるか、いずれかの対策を取る必要があることにはご留意されたい。 

(FXや外国為替の投資は自己責任で・・・)

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