外国為替相場:今後の見通しは難しいが・・・

先々週の急激な円高も一段落し、先週はかなり円安に戻して引けた。

ドル円は一時は111円台まで円高が進んだが先週は116円台まで戻してきており、それに連れて各クロス円通貨もかなり戻している。

当方、円高が収まりきらないうちに参戦してしまっていたのだが(汗)、結局そのクロス円下落途中にエントリーした、オーストラリアドル/円(AUD/JPY)、ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)、ユーロ/円(EUR/JPY)はいずれもプラスまたはトントンというレベルにまで戻ってきた。

FXポジション @FXCM 2007/08/25

ということで、十分に利幅の出たAUD、NZDとEURのポジションはいったんすべて決済してしまい、残りはまだ少し含み損の残っている豪ドル/円の2枚だけ、あとは最近エントリーした AUD/NZDショートの2枚(またもや含み損!)、それに相変わらず不調のドルスイス4枚、の合計8枚だけとなった。

ご参考までに、当方のポジション@FXCMのスクリーンショット画像を掲載しておく。

大幅にプラスになったポジションはほとんど決済してしまって、いま残ってるポジションはスワップポイントがちょこっとの割りに含み損ばかりなのでなんだかお恥ずかしい限りではあるが。

さて、では今週以降の為替相場の見通しについて以下で少し考えてみたい。

結論から言うと、相場は結局今後もアメリカの経済指標発表の結果や株価の推移によって上下し、場合によっては更に円高が進む可能性もあるのではないかと思っている。

ネットで色々な見通しの情報などを見てみても、例のサブプライム問題が尾を引いているために、ドル円が何週間か前までのように強い円安基調で推移することは無いという意見が多く、それは当方もその通りだと考える。

要するに、ドル円は方向感がなくフラフラと上下を繰り返す、つまりレンジ相場になるのかなぁ、という気はする。
まぁ、為替相場の6割はレンジとなることを考えると、さして不思議は無いし、アメリカ経済の現状を見るとドルが一方的に上がることも無い。

だからと言って米ドルが下げ続けるかと言えば、さすがにアメリカ当局やFRBもドル下落をずっと放置することはできないであろうから、先日の資金注入や緊急利下げなどの対策を講じることを考えると、一方的に急落しつづけることは無いと思う。 (とは言え、個人的にはドル円はやっぱりパスかなぁ・・・)

ドル/スイスフランの週足チャート

ただ、中長期的にはドルの価値下落(特に金利の極端に低い円以外の主要通貨に対して)は不可避なように思う。
これは根拠なしに言っているのではないぞ。 週足や月足でユーロドルやドルスイス、豪ドル/ドルやNZドル/ドルのチャートを見てみたらすぐに分ることである。 (参考: ドル/スイスフランの週足チャート

ドル円がレンジ相場になるということは、クロス円もレンジ相場的な値動きにつられるということなワケだが、クロス円が難しいのは、ドル円との連動プラス、その通貨国(圏)の経済による値動きになるということだ。 例えば、豪ドルなら、オーストラリアの経済ファンダメンタルズなどによっても値動きが変わるわけだ。

ただ、欧州やオーストラリアなどはいずれもかなり好調な経済なようなので、ドル円に連れて上下しつつも、先の急激な円高で大きく下げた分を、少なくとも中期的にはだんだんと戻していく基調なのかなとは感じる。

まぁ、そういう状況を考えると、あまり高値で掴むのはリスクがあると思うが、安値に押したときは基本的には押し目買いをしておきたいと考えている。 ただ、105円程度までの円高のリスクはまだ残っていると聞いているので、クロス円ロングは少なめのポジションでスワップポイントと差益の両取りが基本戦略。

予想外に円安が進んでしまうような場合、またはやはりクロス円に手を出しにくい場合には、ユーロポンドやAUD/NZD等の同一圏内の通貨同士の通貨ペアをプラススワップの向きでレンジの端でエントリー、するなどして収益を継続的に上げるというのが補助的な戦略。

具体的には、プラススワップの向きだとユーロポンドとAUD/NZDのいずれもショートになるので、ボリンジャーバンドやMACD、スローストキャスティクスで高値圏から下げに転じたと思われるレベルからショートでエントリー、一定以上の利幅かレンジの下限で利食い、という流れ。 これも意に反して逆方向に更に動く場合を考慮してポジションはもちろん控えめで。

この辺は、当方の現在のポジションのポートフォリオを見て頂ければその片鱗が分るのでは無いかと思うが、ドルスイスだけはどうにも低調が続いている。サブプライムで高リスク資産から低リスク資産への資金逃避が続いている影響からか、スイスフランがドルに対して非常に強い状態が続いている。

そんな訳で、2ヶ月も前にロングでエントリーしたドルスイスのポジション2枚がかなり大きな含み損のまま残ってしまっている。スワップはプラスなので、当面はこのままスワップを稼ぎ続けるつもりだが、スイスの政策金利がかなり高くなっているために米ドルとの金利差が縮小してしまい、スワップが目減りしたため投資効率がかなり悪化してしまった。 

ということで、ドルスイスが少し戻したら、その時点で損切り決済し、より効率の高い通貨ペアやトレードシステムに振り代えることも行いたいと考えている。

FXでもっと稼いでいる人のブログって? → FXブログ・ランキング

Trackback on "外国為替相場:今後の見通しは難しいが・・・"

このエントリーのトラックバックURL: 

"外国為替相場:今後の見通しは難しいが・・・"へのトラックバックはまだありません。