アメリカ経済が破綻する日は本当に来るか?
最近読んだブログの記事で大変考えさせられたものがある。
著名な経済評論家・経営コンサルタントの大前研一氏のコラム『「産業突然死」の時代の人生論』の連載記事で、題して「破綻目前、サブプライムの猶予は3カ月」がそれだ。
このコラムの詳細については上のリンクから本文をお読み頂くとして、ここではFXつまり外為取引に最も関連があると思われる部分だけを以下に引用させて頂く:
もはや米国経済は、これ以上金利を上げることはできない。むしろ下げないといけないところまで来ている。 しかし急速に下げると、今度はお金がユーロに流れていき、米国から出て行く結果を招く。 それは世界の過剰流動性を国内に呼び込んでバブルを謳歌してきた米国の株式・債券の暴落を意味する。まさに進むも地獄、戻るも地獄。いずれにせよ、米国経済が世界を巻き込んで一時的な操縦不能状態に向かっているのは間違いがない。
いかがだろうか。 このブログをお読みのアナタが株や為替取引をやっているとしたら、今回の暴落でもう終わりだと思ったら大間違いだというこということだ。
と、こんな他人事のようなことを書いている当方も、もちろん今更ながら今回の暴落では大きな損失こそ被っていないものの、買い出動を焦って、イマイチな状況であり、今後の為替相場の動向やアメリカ経済の行方から目を離すことができないと気分を引き締めている所である。
本来、以前にも書いたと思うのだが、システムトレードということであれば、経済のファンダメンタルズはあまり気にしなくても良く、テクニカル指標だけを頼りにワークする(=稼げる)システムさえあってその売買ルール通りに機械的にトレードしていればよいはずである。
しかし、問題は常にいつでも無条件にワークするトレードシステム(つまり俗に言えば必勝法ですな・・・)というものはこの世に存在しないのである。(もしそんなものがあれば、それを持った人は楽勝で億万長者になれるけど、そんな人はいないのだ。それに近い人は確かに存在するが・・・)
ということは、テクニカル分析とファンダメンタルズを併用してトレードするか、あるいは勝負師としての野生の勘で行くかのどちらかということになる。 俺の場合、残念ながら勘が働かないし勝負事は苦手でダメなので、もうこれはファンダメンタルズもある程度考慮しながらFXトレードするしかないってことになる。
ということで、冒頭に書いたような大きな変化(=アメリカのサブプライム問題の背景)は、経済ファンダメンタルズの大きな変化ということで、株でも為替でも商品先物でもトレードで市場に参加しているトレーダーならば最低限理解しておかなければならないだろう。 (こういう荒れた相場にワークするトレードシステムを持っている人はサブプライム問題すら考慮せずに、機械的にトレードできるのかもしれないが・・・)
それにしても、アメリカ経済が破綻する日は本当に来るのか? 来るとしたら、ドルが暴落するのだろうか。
だとしたら、ドル円やクロス円はその時に叩き売りできるように準備を怠らないように留意が必要である。
(もちろん、玄人好みなトレーダーの方はユーロドルやポンドドルの買いでもOKでっせ〜)