リーマン・ブラザーズが破産申請、ドル円は下落

米証券会社大手の一社であるリーマン・ブラザーズが、サブプライム・ローン関連での経営難から破産を申請した。

このニュースは、今日の未明にアメリカから発信され世界を駆け巡ったワケで、当然市場は各主要通貨に対するドル売りで反応した。

日本円とドルで言えば、本日のこの発表を受けて、ドル円が売られた。
15日午後6時過ぎ現在、前日比でほぼ3円高の1ドル105円前後での推移となっている。

ユーロやポンド、オセアニア(豪&キウィ)などのクロス円通貨でも円高が進み、軒並み2〜3円から5円と大きく下落し、少々戻していた高値から再び下落してしまった。

既に、FX の権威の先生方もご指摘の通り、アメリカの金融情勢はまだまだ不安定な状況にあるので、この先も乱高下が続く可能性が高いようだ。

ただ、ユーロ/ドルについては、原油価格の急落につれた下落が行き過ぎており、その結果として1.5程度までは戻すのではないかとの見方を示す先生もいる (→ 年末100円割れの円高へ向かうのか/吉田恒のFXレポート)。 いや、是非とも 1.5程度までは戻して欲しい。(ポジショントーク・・・爆)

それにしても、先の業界5位・ベアスターンズの破綻時にはアメリカ政府自ら救済に動き、JPチェース・モルガンによる買収合併という形で1株当りわずか2ドルではあるが、なんとか破産・倒産という最悪の事態は回避された。

ところが、今回のリーマン・ブラザーズは規模としては業界4位であり創業150年の名門であった。
そのリーマンに対して、米政府がどのような救済策を取るのかと思っていたのだが、結果的に Chapter 11 つまり日本でいう民事再生法の適用申請という形で破綻の決着が着くことになったわけだ。 

米政府としては、モラルハザードと信用収縮リスクとの間で苦渋の決断を迫られた形ということなのだが、それにしてもこの数ヶ月の情勢はすさまじい。 ちなみに、業界3位のメリル・リンチは、銀行大手のバンク・オブ・アメリカが買収することになり、こちらは救済策が功を奏した形にはなっている。まぁ、両方とも破綻、破産では、ドル売りが加速して、信用収縮が大変なことになっただろうことは想像に難くない。

ともかく、アメリカ発の金融不安によって、ドル売り→円高(目標は95円?)が加速する可能性もあるので、引き続き注意が必要である。(ドル/円売り参戦でうまく儲けられれば、ベストなんだけどね。)

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