お金は銀行に預けるな(勝間和代・著)


お金は銀行に預けるなお金は銀行に預けるな(勝間和代・著)
金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)

経済評論家で公認会計士の勝間和代さんが、金融リテラシーの基本と実践について書かれた本。
FX本では無いが、外国為替やFXについても触れられており、FXも含めた投資、利殖について復習するには手軽な本。

金融リテラシーという言葉から思い出すのは、ロバート・キヨサキ氏の主張する "financial education"。
実際、勝間さんがいう金融リテラシーを身につけることの重要性というのは、当方の理解する限りロバート・キヨサキ氏が "financial education"が重要だと言っているのとほぼ同じだ。

書く努力の5倍売るマーケティング努力をすると勝間さんがおっしゃるだけあって、この「お金は銀行に預けるな」という書名は強烈なコピーでこの本の売上げ(30万部以上!)に寄与していると思われる。

さて、金融リテラシーということで、FX以外にどんなことが書いてあるかと言えば、定期預金、株や国債、生命保険、年金、不動産、商品(コモディティ)、デリバティブなど、とにかく我々がアクセスできる金融商品については網羅されているが、最もウェイトが置かれているのが投資信託だ。

投資信託といえば、当方としてあまり良いイメージを持っていないのだが、それはやはり投資信託のパフォーマンスが銘柄選びに大きく依存しているからだということも目から鱗というか復習になった。

また、投資信託の初心者にとっては手数料が掛からないタイプ(ノーロード)で、株式相場に連動するインデックス型のものから始めるのが良い、など具体的なアドバイスも良い。

他の勝間本と同じように、「お金は銀行に預けるな」でも読者が読み終えたあとの目標、それを達成するための5つの原則と10ステップなど、とにかく分かりやすく実践のためにもとっつきやすい。 あとは、これまでリスク資産を敬遠していた方でも、まさに決断して実践・実行あるのみということだ。


それにしても、さすがJPモルガンやアーサー・アンダーセン、マッキンゼーなど外資系の銀行やコンサルティング会社をキャリアアップされてきただけあって、勝間さんが金融・経済のプロであることを良く理解できた。

当方も一応ファイナンスの初歩はかじったのだが、MBAを取得し現場で鍛えられている方の知識とノウハウには太刀打ちできないと痛感させられた。

自分では、FXがかなりできる投資家になったつもりでいたのだが、勝間さんの言う「一番だまされやすいのは少し分かり始めた素人」に自分が属するのかと思うと情けなくなる。w orz

とは言え、リスク資産へ投資するという心構えは少なくとも持っているので、あとはいかにリスクを管理するか、ということだ。 FXも最近少し飽きが来てしまったと感じているのだが、飽くなき実践、リスクと資金の管理を行いつつFXによる投資、資産形成を続けて行きたいというモチベーションを与えてもらえた。
 

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