ウォーレン・バフェット(Wallen Buffet)が, 2008年の失敗を認める

昨年来の金融危機では、為替・株など分野を問わず当方を始め多くの個人投資家が痛い目にあっている。

だから安心できると言うわけでは決して無いのだが、現在の経済状況がいかに厳しく難しい環境かと言うのは、ここで述べる事例でも分かる。

オマハの賢人」とか「最強投資家」などとも呼ばれるアメリカの著名な投資家、ウォーレン・バフェット氏ですら、彼の経営する投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイの2008会計年度の決算が過去最悪となる可能性が投資情報メディアのブルームバーグなどで指摘されているのである。

このブルームバーグのニュースでも報じられている、バークシャー・ハザウェイの株主や投資家向けの年次書簡で、バフェット氏が謝罪していることが、ABC News によって明らかになった。

ブルームバーグの記事から一部を引用:

2月27日(ブルームバーグ): 米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの2008年決算は、資産家ウォーレン・バフェット氏が株主向け年次書簡の最初のページに例年引用する評価尺度を基にすると、同氏が経営権を握った1965年以降で最悪となる可能性がある。

フォックス・ピット・ケルトン・コクラン・キャロニア・ウォーラーのアナリスト、ゲーリー・ランサム氏によると、バークシャーの株式ポートフォリオの損失や株式市場に連動するデリバティブ(金融派生商品)投資の評価損が響き、バークシャーの1株当たり純資産は8.5%減ったもようだ。1株当たり純資産がバフェット氏の監督下で減少したのは01年(6.2%減)だけ。

バフェット氏の投資スタイルは、一般的には「バリュー投資」、「成長株買い」とか「バイ・アンド・ホールド(買い待ち)」といわれる手法で、割安な優良株の銘柄を安値圏で買って長期間にわたって保有し続け、その会社が成長して株価が高くなったところで売却するという、投資法則として極めてオーソドックスな正統派の手法。

最近のバフェット氏とバークシャー・ハサウェイは、中国の自動車メーカーBYD社など中国株への投資、アメリカを代表する二輪車メーカー、ハーレー・ダビッドソンの社債購入、高級宝飾品ブランドのティファニーの社債購入、スイスの再保険会社「スイス・リー」への出資や融資など、相変わらず世界中の投資家や金融関係者からの注目を集め続けている。

バフェットの時代、終わりの始まり?

一方で、新興投資家にはバフェットの時代は終わりつつある、などとバフェット氏の伝統的な投資スタイルが現在の経済状況に合わなくなってきたことを指摘する向きもある。

それでも、バフェット氏の時代が本当に終焉するのかを判断するのはまだ時期尚早であり、バリュー投資、優良株の成長株買いなどのテクニックが全く通用しなくなったのかと言えば、決してそうでは無いと考える。

少なくとも、何の戦略や投資方針、目的も持たずに、相場に気分だけで向き合うよりは、信頼できる経営者の会社、自分の理解できる事業の会社で、ROA/ROE、キャッシュフローなど客観的なデータでもリスクの低い優良株に狙いを定めて長期投資するというスタイルが、デイトレードやスキャルピングなどといった短期売買よりも取り組みやすく、利益も出しやすいことは事実だと思うからだ。

もちろん、バフェット氏を時代遅れになりつつあるのでは、と指摘する件の投資家のように下落する株や通貨ペアの売りで利益をきっちりと上げられるのであれば、それはそれで良いだろうし。

いずれにしても、FXでも株でも、投資・投機の原則は、あまり変わらないと思うのである。
(でも、実際に損を出さず、失敗をせずに、投資・投機でお金を稼ぐというのは、やはり難しいのだ・・・w)

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